SMCは、1998年から環境マネジメントの国際規格であるISO14001を導入し、工場における環境・省エネルギーの組織的な取り組みを開始しました(翌1999年12月に認証取得)。
SMCのCO2エネルギー消費量・CO2排出量・水使用量
SMCの事業活動におけるCO2の最大の発生原因は電力の使用によるものです。SMCは、地道な節電努力の積み上げにより、CO2の排出削減を目指しています。
【CO2排出削減状況】
【水使用量】
化学物質の適正管理
SMCは、温暖化係数の低い代替フロンへの切り換えや、化学物質の使用量削減(蒸発防止、持出防止、再利用)に取り組んでいます。
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【廃棄物排出量】
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【化学物質使用量】
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【廃棄物排出削減状況】
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【化学物質排出量】
特定事業者について
SMCは、省エネルギー法上の特定事業者に指定されています。また草加第一工場、筑波第一工場、筑波技術センター、釜石工場、釜石第四工場、遠野工場、矢祭工場は、事業所単独で年間1,500kL以上のエネルギーを使用しているため、エネルギー管理指定工場に指定されています。
特定事業者およびエネルギー管理指定工場には、年1%以上のエネルギー原単位の削減目標の設定に加え、エネルギー使用量の組織的な管理および定期的な報告が義務付けられています。
産業廃棄物削減
SMCは、廃棄物の分別を徹底し、3R【リデュース(排出量の削減)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)】を推進します。使用しなくなったPC、プリンターなどはリサイクル業者へ有価物として売却し、処理費用の削減も図っています。
【分別例】
・廃プラスチック類 ・紙類 ・塩化ビニール ・ゴム ・不燃物 ・ダンボール
マテリアルバランス
SMCは、製品の設計開発・製造などに伴う資源・エネルギーの消費などにより、環境に与える負荷を把握しています。
※1:生産活動CO2は、エネルギー使用に伴うCO2排出量。
※2:リサイクルは、有価物として排出しマテリアル、サーマルとしてリユース・リサイクルされる量。
大規模事業者に指定
埼玉県条例で規定されている温暖化対策計画にて、年間エネルギー使用量に対する規制が定められています。原油換算で1,500kL以上/年が3か年度連続すると大規模事業者に指定され、エネルギー削減義務が発生します。草加第一工場は2016〜2018年度の3か年度連続で1,500kL以上となり、2019年度に大規模事業者に指定されました。
各工場における取り組み
SMCは、自社製品であるフロースイッチを用いて各工場のエア使用流量を監視し、機器故障などによるエア漏れの早期発見に努めています。また、設備非稼働時にエア源を自動的に遮断する装置により、パージエア※使用量を30%削減(当社比)するなど省エネルギーに取り組んでいます。
※設備の稼働開始時に、配管内に残っている空気を排出するために使用される空気。
グリーン調達
SMCは地球環境の保全が人類共通の課題であり、経営上も配慮すべき事項と認識しています。
"次世代に持続可能な地球環境を引き渡すことができるよう、あらゆる産業分野のオートメーションに貢献する空気圧技術を通し、保全活動に取り組む"ことを基本理念として、環境負荷を継続的に低減するために、環境にやさしい製品を開発、提供します。
その一環として、設計・開発・生産過程で調達する製品、原材料、部品、半製品、副資材、梱包材などについて、グリーン調達を実施します。
"次世代に持続可能な地球環境を引き渡すことができるよう、あらゆる産業分野のオートメーションに貢献する空気圧技術を通し、保全活動に取り組む"ことを基本理念として、環境負荷を継続的に低減するために、環境にやさしい製品を開発、提供します。
その一環として、設計・開発・生産過程で調達する製品、原材料、部品、半製品、副資材、梱包材などについて、グリーン調達を実施します。